加工技術について
コイル状の素材を加熱せずに、常温で一定以上の力を連続的に加えて塑性変形させることを冷間圧造加工といいます。
塑性変形とは、金属材料を「膨らませたり」「絞ったり」「穴をあけたり」「叩いたりして」ある一定以上の力を加えて変形させて元の形に戻らなくなる性質を利用した加工方法の事です。
特に冷間圧造加工は、素材をそのまま加工するため、切削加工と違い材料ロスが少ない上に、加工速度も早く熱間鍛造加工や温間鍛造加工と比較しても、熱による歪みも少なく、また、専用金型によって圧造成形するので、加工精度が均一な製品を大量に作ることができます。
素材を加熱せずに、常温で強い力を加えて転がしながら素材を盛り上げ、ネジ山を成形する工法で一種の塑性加工です。
専用転造ダイスと呼ばれる工具を使用して切り屑を出さずに素材を思うがままに成形する加工方法です。削りネジと違い素材のロスが少ない事で、コストパフォーマンス・高品質そして環境に優しい加工技術です。
CNCとは、「Computerized Numerical Control」の略です。
素材の位置や刃物の運動を数値化して機械に命令し、工作物をろくろの様に回転させながら刃物をあてて削る加工です。簡単に言えば、CNC旋盤とは、数値制御された旋盤機械の事です。
当機は、主に冷間圧造部品の高精度・難形状などの二次加工を行っています。高精度・難形状などの製品にも積極的に取り組んでおります。
加工材質
加工材質 | 鉄・非鉄・ステンレス・チタン 他 |
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